最近、同世代の40代半ば〜後半の独身女性とお話しすることが多い。
悟り切ったかのように、
「もう、子どもを産む年齢でもないし、ここまで来たら一生独身の覚悟をして、
暮らしだけには困らないように働いて、老後は他の人に迷惑をかけないように、
施設に入るお金を貯めているんです」
と言う人もいる。
いやはや、しっかりしすぎているというか、何というか。
40代。結婚をあきらめるのはまだ早い。
まあ、結婚したからと言って、老後の暮らしの不安がゼロになるかというと、そうではない。
そして、最期は一人で死んでいくものだから、一生独身であろうが、
結婚していようが、結局同じだという考え方もある。
けれども、結婚していたら、どちらかが体が弱って病気になった時に、
介護して、支え合うことができる。
収入も、一人でいるよりは二人の方が、ずっと、支え合うことができる。
何より、気持ち的に支え合えることが、結婚の良いところ。
そしてまだまだ40代、結婚を諦めるのは早い。
うちの恋する婚活部でも、昨年、50代前半の女性が成婚退会した。
いくつになっても、諦めなければ、本気になれば、結婚はできる。
一生おひとりさまを見越して、施設に入るための蓄えをしておくのも結構だけど、
死ぬ瞬間に、「結婚しておけばよかった」と後悔しないか?
わたし自身、かつては一生独身の覚悟をしていた一人だし、
周りからも「なほちゃんは一生独身やろうな」と思われていたと思う。
いかにも独身臭が漂ってたし、一人で生きていけそうに見えていたんだろう。
しかし、39歳11ヶ月の時点で、
一人で残りの一生をずっと過ごすのか、
結婚して家庭を持つか
の両方の未来をイメージした時、
結婚していた未来の方が幸せそうだった。
だから、そちらの未来を選択した。
あの時点で諦めていたら、今もずっと45歳で独身だったと思う。
39歳11ヶ月が、本気で結婚に舵を切った分岐点だった。
(夫と付き合い始めたのは40歳になってすぐ)
《選ぶ婚活》から《選ばれる婚活》へ。
繰り返しになるが、わたしと同世代の40代独身女性の方、諦めるのはまだ早い。
ただし、40代以降の婚活は心構えがいります。
婚活の黄金期は、
女性は20代後半〜30代前半。
男性は、30代前半〜30代なかば。
そう考えると、年齢的には、確かに厳しいです。
(だから、ぼんやり自然な出会いを待ってないで、
若いうちに一日も早く動いた方がいいよ!と何度も言ってるんです)
ということで、特に40代以降に婚活する人に、この言葉を捧げます。
ずばり、
【《選ぶ》と思うな、《選ばれる》と思え】です。
その心は、
《選ぶ》という上から目線ではなく、
《選ばれる》という謙虚な目線でいること。
年収・学歴・容姿や、ちょっとした癖、ちょっとした失言を厳しくジャッジし、
あれはイヤ、コレはイヤと《選ぶ》婚活をしていては、
何年経っても成婚には至りません。
それこそ、婚活難民&一生独身コースまっしぐら。
《選ばれる》婚活とは、
【自分を選んでくれた人を大切にする】ということです。
「わたしを選んでくれてありがとう」という考え方は、とても大切です。
愛される結婚は幸せですよ。
ぜひ、心に刻んで婚活頑張りましょう!