【映画・花束みたいな恋をした】好きな人にはちゃんと「好き」って伝えよう。

話題の映画「花束みたいな恋をした」を観に行ってきました。

終電に乗り遅れて偶然出会った20代の男女の5年間の恋の物語。

まさに、《花束みたいな恋》だと思った。

花束というのは、きれいだけど、やがて枯れる。

恋愛も同じで、賞味期限がある。

そういう意味も含めてのタイトルなんだなと。

これを観てて思ったのは、確かに、恋愛には賞味期限がある。

最初の恋の盛り上がり(恋愛感情)は徐々に薄まり、

やがて落ち着き、お互いが空気のような存在になっていく。

そして、落ち着いてからが本当の関係作りなんじゃないかと。

花が枯れる(恋愛感情がなくなると関係が終わる)か、

いつまでも咲く(恋愛感情から本当の愛情へ進む)か。

いつまでも咲く関係は、結婚へと進む。

※中には結婚してから枯れること(離婚や家庭内別居)もあるけれど。

で、うちの夫なんですが、

「夫婦が空気のような存在にならないように、ほこちゃん(←わたし)に、

付き合った頃の気持ちを忘れさせないようにしている」

のだそうです。

わたしたちは出会って7年、結婚して4年になりますが、いつも手を繋ぎ、

毎日、「しゅき(好き)よ♪」と、恥ずかしげもなく伝え合っています。

(お互い、こんなキャラだったっけ?!と首を傾げてしまうけど・・・笑)

だからかな。

花束のようには枯れていかず、いつまでも水(愛情)を与えあっているので、

咲いたまんまです。

しかし、この映画のカップルは、やがて意思の疎通がなくなり、

会話がなくなり、「好き」も伝え合わなくなり、愛情も枯れていった。

わたし自身、昔は「好き」と伝えることが大の苦手でした。

特に10代、20代の頃は本当にシャイで、自信もなくて、とても言えなかった。

ある人と、周りから見たら付き合ってるような状態だったのに、

あと一歩の勇気がなくて、わざと気のないフリをしたりして素直な気持ちを伝えられず、

そのうち彼が愛想をつかして別の女性と付き合ってしまったこともあります。

あとから過去形で気持ちを伝えたら、

「あの時に言ってくれてたら付き合ってたのに・・・ごめん」と言われ、

号泣したのは20代前半の頃の話です。

こんな後悔はもうしたくないと思った。

これを読んでいる人で、好きな人(恋人や夫婦も含む)に好きな気持ちを伝えたいけど、

恥ずかしくて言えない・・・と思っている人がいたら、ぜひ素直に伝えてほしい。

そこに駆け引きは必要ありません。

「こちらが言うと負け」みたいなものでもないし、

「振られるのが怖いから伝えられない」は言い訳。

「言わなくても伝わってるだろう」もありません。

やはり、言葉にしてこそ伝わるのが、「好き」という言葉です。

たとえその時いい返事をもらえなくても必ず相手に響くし、

関係性が良い方向に変わる可能性が高いです。

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