眞子さまの婚約者、小室圭さんが3年ぶりにアメリカから帰国したそうで、日本国民の注目度は半端ない。「今、小室圭さんの乗った飛行機が成田空港に到着しました!」と中継までして、すごい騒ぎだ。しかも、その注目の99%は、小室バッシングだ。小室さんを擁護している人はほとんど皆無だ。
2017年の婚約会見の時は、あんなに国民がお祝いムードだったのに、変わるものだな。。。
借金問題から、学歴詐称だとか、顔が大きいだの、ロン毛だの(コムロンゲというらしい)、家柄が皇室にふさわしくないだとか、まあ、マスコミから一般国民まで、誰でも彼でも言いたい放題である。
そうは言っても、10月には、小室圭さんは眞子さまと結婚することが決まった。この結婚は、世間の3年に渡るバッシングを受けながらも、「何としても結婚する」という、二人の意思を貫いた形になる。通常の結婚ならばもらえる皇室一時金は受け取らず、眞子さまは、小室圭さんとアメリカで新婚生活をスタートさせる。「駆け落ち婚」とも言われている。
この激しいバッシングにも、「結婚」というものの縮図が現れていると思う。結婚は、恋愛と違って、相手だけではなく、お互いの「家」と結婚するのだ。小室圭さんの家柄が皇室に相応しいお家柄なら、彼の素行の悪さはともかく、ここまでバッシングを浴びることもなかっただろう。
結婚相談所でも、「トータルで見て、釣り合いの取れた相手」というのは、わたしたち仲人がよくよく見ているポイントなのだ。本人だけでなく、育った家庭環境が似た相手の方が、結婚生活が上手くいくというのは本当だ。極端な例だと、代々、大卒の医者の家系と、中卒でヤンキーばかりの家系というのは、どうしても釣り合わない。恋愛なら良くても、結婚したらどうしても相手の家族が関わってくるので、いろいろと歪みが出てきてしまうものだ。
家柄が合わなくて離婚に至った例は、わたしの周りでもちょくちょくある。誰が見てもお家柄が合わない眞子さまと小室圭さんの結婚・・・ここまで叩かれて、普通の人なら諦めるところを、それでもなお、結婚を強行する二人。一緒になると決めたら、愛を貫いてほしいと思う。どうか二人が幸せであることを祈っています。