【お見合いで、「可もなく不可もなく」だったお相手なら、とりあえず仮交際した方が良い理由】について書いてみます。
お見合いをしたら、お相手に対する印象は、
① ○(めっちゃタイプ!とても気に入った!またぜひ会いたい)
② (生理的にムリ)
③ △(可もなく不可もなく)
に分けられるかと思います。
○との場合は、判断も早いので問題ないです。
ここで、大切にしてほしいのは△だった時。
むしろ、お見合いでは初対面から○!と感じることは少なく、△の場合が6割くらいだと思います。
わたしは、△の「可もなく不可もなく」の状態であれば、お相手の出方を待って、お相手が仮交際を希望してきたら、一度は仮交際に進むことをお勧めします。
(※仮交際とは、「見極め期間」。まだ彼氏彼女ではありません。同時に他の人との仮交際も可能です。)
ただし、「可もなく不可もなく」の状態で仮交際に進むかどうかの判断基準は、話が弾んだかどうか?一緒にいて楽だったか?で決めた方が良いです。
話をするのがしんどかった場合は、どんなに条件が良かったとしても、仮交際に進まない方が良い。
今までの経験上、この、「見た目は特にタイプじゃないけど話が弾んだ」という時に仮交際に進めるかどうかで、婚活がスムーズに進むかどうか?が決まります。
婚活が難航する人は、相手に対する基準がとても厳しくて、お相手がせっかく仮交際を希望してきてくれているのに、
「話は楽しかったけど、特にタイプでもないし、次に会いたいとまでは思いませんでした」
とお断りばかりしています。
これは非常に勿体無いと感じます。
人の魅力というものは、1時間のお見合いで分かるものではないからです。
やはり、一人の人間に向き合うには、時間が必要です。
ちょっとしたクセや話し方が気になった・笑い方が気になった・食べ方が気になったなど、第一印象だけで決めるのは本当に勿体ないと感じます。
あと、特に、「イケメン好き」「美人好き」を公言する人は要注意です。
こういう傾向の方は、外見の良い人にしか目が行かないので、人間の本質を見落として、本当の良縁を逃してしまいがちです。
アラサーを過ぎても「イケメンイケメン」とイケメンばかり追いかけているのは、ちょっと恥ずかしいですよ・・・。
ここで提案したいのが、外見のイケメン・美人よりも、顔は少々不細工でも、「かっこいい生き方」や「可愛げのある人柄」をしている人を求めるようにすることです。
イケメン・美人は、本人の努力ではなく、親からもらった要素です。
でも、「かっこいい生き方」「可愛げのある人柄」というのは、本人の生き様であり、培ってきた人
柄です。
そのへんは、お見合いの1時間の会話だけで判断するのはかなり難しいので、何度か会う中でじっくり見ていってほしいと思います。
3回ほど会えば、だいたい自分と合うか否かは分かってきますよ。
「第一印象は外れることが多い」という事実もありますので、最初の直感だけで決めている人も、もう少し腰を据えるようにしましょう。
当サロンでご成婚まで至った人の多くは、
「はじめは全くタイプではなかったけど、何度か会ううちにだんだん好きになってきました」
とおっしゃいます。
うちの夫も、わたしのことははじめは全くタイプではなかったようですが、今ではとても大切に扱ってくれます。