「お見合いして、どうしても無理ではなかったら3回は会うように」とアドバイスされている婚活カウンセラー(仲人)さんは多いと思いますが、わたしは違うと思っています。
いえ、わたしも以前は、多くの婚活カウンセラー(仲人)さんと同じように、「お見合いして、《可もなく不可もなく》《生理的には無理ではないな》と感じた場合は、お相手が交際を希望していたら、仮交際に進んだ方が良い」と会員さまにアドバイスしていましたが、それは違うと途中から気付きました。
「可もなく不可もなく」
「生理的には無理ではないかな」
という感情の場合は、何度会っても、「この人と結婚したい」まで気持ちが上がることはほぼないからです。。。。
そうではなく、お見合い時に、
「一緒にいて居心地が良い」
「落ち着く」
「楽しい」
「親友になれそう」
という感情が湧いてきたら、仮交際に進むのが最適だと結論付けました。
※「異性として好きになれそうか?」は、初対面の時点では必要ありません。
なので、会員さまにも、そうアドバイスさせてもらっています。
以前に別の結婚相談所でも活動していたことのある会員さまから、お見合い後に、こんなLINEをいただきました。
※お相手は仮交際を希望していて、ご本人は「可もなく不可もなく」の感情で迷っていたので、「それならお断りした方が良い」とアドバイスさせていただきました。
以下、転載↓
「前の相談所では、どうしても無理ではなかったら、3回は会うように言われていたので、違和感が少しあっても次も会うようにしていました。
その意識が残っているので、迷ってしまうんだなぁと。
なほ子さんの言う通り、しんどい時は何回会ってもしんどいので、これからは、自分の気持ちや感じ方を大切にしてお見合いをします。
地道にお見合いさせていただいて、居心地がいいなぁ自然体でいられるなぁと感じられる人に出会える時まで待ってみたいと思います😊
なほ子さんのお話しを聞くと今まで見えていなかった部分が明確になってきたり、自分の心の中が整理されていくのがわかります。
色々なことに気づかせもらって、本当にありがとうございます✨✨」
↑転載終わり。
また、最初は「全然タイプじゃない」と感じていても、「居心地が良い」「落ち着く」「楽しい」「親友になれそう」という感情があれば、結婚相手としての基本的な相性は良いです。
しかし、どうも、「異性として好きになれるか?」だけで判断している男女が多いのは気になります。
これが、のちのちの破談や離婚の原因となります。
恋愛している間は相手のアラが見えません(見ようとしない)からね。
自分と本当に相性の良い結婚相手を選ぶにあたって、「異性として好きになれるか?」よりも上位にくるのは、
【一緒にいて居心地が良いか?落ち着くか?楽しいか?親友になれそうか?】
です。
緊張してドキドキするような相手よりは、笑いのツボが同じで、ゲラゲラ笑い合えるような相手の方が、結婚相手としてずっと相性が良いです。
どんなにドキドキする相手でも、恋愛感情は約3年も経てば落ち着きます。
その後にやってくるのは毎日の日常生活で、一緒にいて居心地の良い相手・落ち着く相手・楽しい相手・素の自分を見せ合える親友であることが最重要事項です。