恋する婚活部の中西晋也です。
先日、神戸に住む妻の親戚のおじさんにお会いしてきた。 株や不動産で一財産築いた方で、株の雑誌に時々登場する、界隈では有名な人だった。 会社を徹底的に調べて、まだ誰も注目していない過疎株を買い、上がるまで見守る。 「有名な会社の株を狙っても9割の人が負けてるよ」 だって。
婚活のお相手選びと同じじゃないか。
婚活で、最初からすべてが理想の条件に当てはまる人気のある異性を狙っても、9割以上の人が負けてしまう。 でもみんな、1割の可能性に賭けてしまうんだな。 たとえば、 男性なら、自分とは一回り以上年の離れた、若くて容姿端麗な女性ばかり狙うとか。 女性なら、高身長・高年収・高学歴・年の近いイケメンしか狙わないとか。 どちらも超人気物件だ。
婚活も株も、人間のいやらしくてゲスいところが露呈する。 少々年収が低かろうが、少々太ってようが、服装がダサかろうが、はたまた、もう少し気が利く人がいいなと思っても、片目をつぶって自分がその人を育てれば良いじゃないか。
「育てる」という視点、大切。 そして自分もまた、完璧ではないのだから、「育てあう」かな。 欲にまみれた人よりも、心がきれいな人・純粋な人の方が、婚活も株も上手く行く。 妻のおじさんは、株は強いけど心は純粋な人で、持っている知識を惜しみなく教えてくれる人だった。