長年の闘病生活を支えた奥さんを数年前に亡くし、寂しさが募って2年前、62歳で入会された彼。
仏壇の前で、天国の奥さんに許可を得てから婚活を始めたと聞いていました。
経済力はあるのですが、年齢的にどうしてもお見合い数は少なめで、ぽつりぽつりといった感じ。
最近はご紹介できる方も少なくなってきて、彼自身も、「もう無理かな」となかば諦めモードでした。
しかし!
最後の最後で、運命の出会いがやってきました。
お相手は、10歳年下の心優しいバツイチ女性。
出会ったその日から意気投合。
それから毎日、電話でいろんなことを包み隠さず話し、なんと出会って10日目、デート3回目でのプロポーズとなりました!!
(相手の彼女の方は、1回めのデートからプロポーズしてほしいと思っていたそうですよ)
彼が再三おっしゃっていたことは、
「もう、伴侶に先に死なれたくない。あんな辛い思いは二度としたくない。だから、再婚するなら同世代よりも年下がいい」と。
いつもは同世代婚を推奨しているわたしですが、この時ばかりは彼の気持ちが痛いほど伝わってきましたので、どうか同世代よりも下の人と結婚が決まれば良いなと思っていましたが、まさか10歳も下の心優しい女性とご縁が決まるとは!!
今朝、彼から弾む声でプロポーズ承諾の連絡を受けた時は、あまりの急展開に、わたし自身、スマホを落としそうなほどびっくりしてしまいました。
彼曰く、
「最初は、あまりにも早いプロポーズは軽いと思われるやろうし、もう少し慎重に行くつもりやったけど、こんなご縁は二度とないと思うたから、プロポーズしたぜよ!」と。
愛情深く、男気のある彼です!
ちなみに、お相手の彼女が彼に感動したエピソードは、1回めのドライブデートで、美味しいお茶を2人分沸かして、ポットに詰めて持参してくれたことだそう。
彼にそれを伝えると、「お茶なんて、そんなの、当たり前やん♪」とのことでしたが、男性が女性にここまで気を配れるなんて、なかなかできることではありません。さすがです。
2年間、諦めなくて良かった。
ご縁はどこにあるか分かりませんね。
本当におめでとうございます。