「仲人なんてクソだと思っている」
・・・これ、実際に、別の結婚相談所に登録している男性に聴いた言葉です。
その男性は、とある結婚相談所で活動しています。
とあることから、わたしと知り合い、お話しすることになりました。
そしたら出てきた、衝撃の言葉。
「仲人なんてクソだと思ってる」
「いろいろアドバイスしてくるけど、鬱陶しいから無視してる」
「自分としては、システムを利用しているだけのこと。適当に話を合わせて、自己流で婚活を進めてる」
と。
ああ、残念だけど、この人は、どこで婚活しても上手くいかないなと思いました。
わたしの話も上の空で、響いている様子が全くありません。
この方のようなケースは決して珍しくなく、10人いたら2.3人はいるでしょうか。
「仲人なんてクソだと思ってる」
というのは極端だとしても、自分専属のコンシェルジュか執事、もしくは単なる紹介屋のように思っている人も、少なからずいらっしゃいます。
※恋する婚活部では、このような意識の方は、面談の上、お断りしています。
ここではっきりさせたいのは、
仲人は、クソでも、コンシェルジュでも執事でも紹介屋でもありません。
「お金を払っているのだから、自分はお客様でしょう」という捉え方も、違います。
仲人に対して、こういう捉え方をしている人は、今までも数々見てきましたが、ホント婚活が上手くいきません・・・。
では、どのような意識でいるべきか?
人としては、どちらが上とか下とかはなく、お互いに対等であるべきだと思っています。
いや、昔(20年くらい前まで)は、仲人さんの立場がめちゃくちゃ強かった。
仲人さんに逆らうと、ご縁がダメになるケースもあったようです。
時は流れ、結婚相談所がビジネス化してきてから、かなりお互いの立場があやふやになってきているところはあるかと思います。
しかし、仲人婚活をしている人なら、
仲人に対しては最低限、
「お世話をしてくれてありがとうございます」
という、感謝の念を持つことや、
自分より下の立場に置かないことは大切だと考えます。
結婚相談所でのご縁というものは、
《仲人という仲介人がいないと成り立たない》
からです。
決して、道端で自然発生的に出会っているわけではないのです。
たとえ、前出の男性のように、
「システムを利用しているだけ」
という認識だったとしても、その結婚相談所が、決して安くはない加盟金を払い、検索システムと契約しているからこそ、お相手と出会えているのです。
会員が申し込みをしたら、必ず仲人にも通知が来て、正式に申し込むのは仲人なんです。
(2段階の申し込みとなっています)
また、ちょっと高望みなお相手に申し込みをした場合などは、
「イチオシの会員なので、何とかお見合いをお願いします」
などと、お相手側の相談所に電話して頼み込み、お見合いを受けてもらっていたりもします。
こうやって、会員さんには敢えて言わないけれど、知らないところでけっこう動いているのが仲人なのです。
マッチングアプリのように、無人の無法地帯ではないのです。
それと、もう一つ。
目に見えない世界の話なので、信じるか信じないかはその人次第ですが・・・
実は、縁結びの神様がついている仲人さんが、たくさんいらっしゃいます。
たくさんのご縁をつないでいる仲人さんは、もれなく縁結びの神様ががついています。
もちろんわたしにも、縁結びの神様がついてくださっています。
仲人を粗末に扱うということは、
縁結びの神様を粗末に扱う
ということにもつながります。
だから、仲人を粗末に扱ってはいけない。
「仲人はクソだ」
という意識でいてはいけない。
というのはそこです。
※仲人=神様 だと、驕り高ぶっているわけではないです。念のため・・・。
ちなみに「仲人はクソだ」とおっしゃっていたその男性は、案の定、もう何年も婚活していました。。。
婚活は決して楽しいことばかりではありません。
「仲人なんてクソだ」
と悪態をつきたくなる時もあるかもしれません。
でも、できれば良い人と結ばれて、早く卒業したいんですよね?
仲人婚活は、二人三脚に例えられます。
学生の頃、運動会でやったアレです。
二人三脚では、二人の人間の、右脚と左脚の足首をしっかり結んで速さを競います。
呼吸と歩幅を合わせて、お互いを信頼して歩みを進めることが大事で、一方が勝手な動きをしようとすると、途端にバランスを崩して倒れます。
二人三脚の相手は、バディです。
バディに対して、たとえ言葉には出さなくとも
「仲人なんてクソだ」
と思っていると、以心伝心で伝わります。
タライの法則で、
クソにはクソという念が返ってきます。
そうなると、言葉は悪いですが、
クソみたいな相手にしか出会えなかったり、
たとえ「良いな」と思った相手と出会えても、相手からクソのような雑な扱いを受けたりします。
また、仲人と相性が悪いと思っているなら、
相性を良くする努力を。
相性を良くするには、一にも二にも、
相手に対する思いやりと、
気持ちの良いコミュニケーションです。
仲人との相性が悪いからと言って
自分勝手に婚活を進めたり、
必要なLINEの返信が滞ったりしていると、
成婚は程遠いです。
クソの念にはクソの念が
感謝の念には感謝の念が返ってきます。
「大して感謝するようなこともしてもらってないのに、何で感謝しないといけないんですか?」
・・・ではなく、
先に感謝しておく(「良い人と出会わせてもらってありがとうございます」「お世話してもらってありがとうございます」という念を送る)と、タライの法則で、感謝する出来事が起こります。
ひいては婚活がスムーズに進み、
成婚も早まります。
例の男性も、早くそのことに気付いて、
婚活がスムーズに進むことを祈っています。
・・・さて、わたしは今回、マークを何回使ったでしょうか??
数えたくない・・・