本日のオンラインお見合いで辻村深月さんの話題が出たので・・・
今更ですが、この本、めっちゃ面白いです。(前にも紹介したかもしれません)
【傲慢と善良】
ミステリーですが、特に婚活をしている人に読んでほしい。わたしは夢中になって数日で読み切りました。もしまだ読まれていない方がいたら、この年末年始のお休みにぜひ読んでみてください。
あらすじは、マッチングアプリでの婚活を通して知り合った女性・真実と交際を始めた架。やがて、彼は真実と婚約をするが、結婚前に真実が突然姿を消してしまう・・・というものです。
結婚観とか、婚活のリアルとかいろいろ考えさせられます。
わたしが印象に残っているのは、脇役で出てくる結婚相談所のカウンセラーさんの、「自己肯定感は低いくせに、自己愛の強い人が多い」という言葉です。深いです。ほんま深いです。
【自己肯定感】と、【自己愛】の違いについて考えたことありますか?
「自己肯定感は低いくせに、自己愛の強い人が多い」たしかに、こんな人が最近多いなぁ・・・と思います。
《等身大の自分を愛する》という意味での自己愛も必要です。しかし、自己愛が強すぎると、過度な自惚れやプライド、称賛へのこだわりがでてきます。
自己愛が強すぎる人は、幼少時代親から認めてもらうことがなかったり、逆に過保護だったりしたことで、自分をうまく作り上げることができなかったことに起因されることが多いです。
そのため、見捨てられることを恐れ、不安に取りつかれる中で精神のバランスを保とうとして、「自分は特別優れている」という誇大なイメージを持ったり認めてもらいたいという欲求を強く持ったりします。
わたし自身が、若い頃には同じく自己肯定感低めの自己愛の高いタイプだった自覚があります。
それをどうやって克服してきたのか?は、すべて体験からです。
何らかのセッションを受けたから変わったわけではありません。
しかし、セッションも時には有効だと思います。
また、以前、催眠療法を婚活準備コースのクライアント様にさせてもらって、その後、その方の婚活がトントン拍子に上手く行ったことがありました。
しばらく催眠療法はお休みしていましたが、つい先日、仲間から、「なほこさん、婚活のクライアント様に催眠療法やったらいいのに」と言われてハッとしました。
これももしかしたら、仲間の声を借りた神様からのメッセージだったのかもしれない。これを機に、来年は、ご希望があれば催眠療法も再スタートさせてもらいたいと思います。
話が逸れましたが、ぜひ、【傲慢と善良】読んでみてください!