久しぶりに大学時代の同級生と、当時の最寄駅の門戸厄神でランチしました。
今日はちょうど、門戸厄神 東光寺の大きなお祭り。駅前から縁日で、大勢の人で賑わっていました。
30年前の1月17日の明け方も、前日からしていた縁日の準備が整っていたところに、あの大震災が襲ってきたそうです。で、今日集まったのは、3人。
◉Aちゃん(20代後半で結婚、大学生と高校生の子どもがいる)
◉Bちゃん(独身を貫いている。一人暮らし)
◉わたし(41歳で結婚。子どもはいない)
「今年の抱負(願い)は何か?」の話になったところ、3人揃って「健康」と答えました。
恋愛でもなく、お金を稼ぐことでもなく、健康。
「健康」が一番に出てくるということは、歳を重ねた証拠ですね。
10代や20代の人に同じ質問をしたら、「健康」と答える人はとても少ないと思います。
だって、大部分の10代20代の人には、健康は当たり前に与えられているから。
わたしだって、10代や20代の頃は、「今年こそは彼氏を作る!」とか、「今年こそ結婚する!」なーんてほざいていました。
しかし、そのことが叶えられ、経済に関しても、欲を出しすぎないだけの必要な豊かさは叶えられているし、そうなった今は、「健康長寿」が一番の願いになってきました。
若い頃には思いもよらなかったことです。
20代で結婚して、家も建てて、大学生と高校生の子どもがいるAちゃん。
ずっと独身を貫いているBちゃん。
結婚はしてるけど、子どもがいないわたし。
3人が全員、「健康」が一番の願い。
裏を返せば、「健康に不安がでてくるお年頃」ということです。
余計なお世話なのはわかってるけど、ずっと独身を貫いているBちゃんに、「Bちゃん、婚活してみない?」と声をかけてみました。
ところがBちゃんは「いやいや」と、首を横に振ります。
若い頃は彼氏がいたり、何度かお見合いをしたこともあったけど、アラフィフになった今、もう結婚には興味がないのだそう。(とはいえBちゃんはおしゃれだし、肌もキレイだし、体型も維持してて若く見えます)
同じような反応は、アラフォーやアラフィフの、未婚の男女でよく見られます。
「茶飲み友達ならほしいけど」
「もう今更結婚なんて」
「一人の方が自由で気楽」
などと、多くの人が首を横に振るのです。
(本音かどうかはさておき)
でも、よく考えてほしいのです。
健康に不安がちらほら出てくるアラフィフ世代だからこそ、【セーフティネットのために】結婚しておいたら良いのではないかとわたしは考えます。
一人は確かに気楽でしょう。
「一人に慣れてしまって、今更、誰かと一緒に暮らすことは煩わしい」と考えてしまう気持ちも、何となくわかります。しかし、人は一人では生きられません。
60代、70代、80代になった頃には、今よりもっと、健康への不安が出てくると思います。経済的な不安が出てくる人も多いでしょう。
もちろん、健康への不安、経済的な不安が出てくるのは結婚していても同じことですが、こういう時に、信頼できる配偶者が一つ屋根の下に居てくれるだけで、不安が半減すると思いませんか?
それは茶飲み友達や、彼氏、不倫相手では決して叶えられません。
だから、結婚は【セーフティネット】なんです。
今、結婚を諦めている(あるいは結婚に興味のない)アラフォー〜アラフィフ世代の人にこそ、もう一度、結婚することの意味を考えてほしいと思います。