「3人に1人は離婚している」は大嘘?!

世間でよく言われている、「3人に1人は離婚している」説。

「そんなに離婚してるのなら、結婚する意味ってあまりないんじゃない?!」という人がいます。
しかし実は、「3人に1人」というのは数字のマジックなんです。

日本全体の婚姻件数が年間約50万件。日本全体の離婚件数が年間約18万件。単純に、50万件を18万件で割り算して、だいたい3組に1組は離婚してるよね、という話ですが、ちょっと待って。

年間の離婚件数18万件って、今年結婚して今年離婚した人だけじゃなく、20年前に結婚して今年離婚した人、30年前に結婚して今年離婚した人、40年前に結婚して今年離婚した人も含めてカウントしてる。

計算方法を変えて、日本全体で、全ての結婚している人で離婚した18万件を割ったらたったの0.6%という数字が出てきます。離婚率は0.6%、100人に1人弱なんです。

こう考えると、結婚や離婚に対する見方って少し変わってきませんか?
つまり、【ほとんどの人は一度結婚したらなかなか離婚しない】ということです。

婚姻届は、たかが紙切れ一枚といえども、その効果は絶大だということです。

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