「フィーリングが合わない」「価値観が合わない」「ピンとこない」「何となく合わない」・・・モヤっとする言葉たち。

恋する婚活部では、お見合い後に振り返りシートを提出してもらっています。
その際、お断りの理由として
「フィーリングが合わないと思いました」
「価値観が合わないと思いました」
「ピンと来ませんでした」
「何となく合わないと思いました」
と書かれていることがあります。

そこで、私たちは「どういうところが?」と具体的に尋ねます。
そこを【自分で】具体的に言語化することが、
自分の求めているお相手に近づくポイントです。

昨日のある女性のお見合いの振り返りシートにも、
「何となく合わないと思いました」と書かれていました。
そこで深掘りして聞いてみたところ、
「正直、ニオイが気になりました」というお返事が返ってきました。

なるほど、ニオイですね。

ニオイは、女性が男性をお断りする時に
意外とよく出てくる理由です。
「お話しもしやすく、お人柄はとても良かったですが、ニオイがどうしても…」
という声もよく聞きます。

ニオイは生理的なものなので、
どうすることもできません。
人間は無臭というわけにはいかず、
何らかのニオイを発しています。
それを悪臭と感じるのか、芳香と感じるのかは
生理的な本能です。

お相手の体臭や口臭を理由に断る女性は多いので、
男性は、一度自己判断ではなく、
家族や近しい友達に客観的に確認してもらったほうが良いですね。

さて、本題に戻りますが、
「フィーリングが合わない」
「価値観が合わない」
「ピンとこない」
「何となく合わない」
これらのフワフワした言葉を、
具体的に言語化しておくことが大切です。

次に、具体的にどういうところで合わないのか考えてみましょう。

  • どういうところでフィーリングが合わないと思ったのか?
  • どういうところの価値観が合わないと思ったのか?
  • どうしてピンとこないのか?
  • 「何となく合わない」の「何となく」って何?

これらを具体的に言語化することで、
自分が求めているお相手にどんどん近づいていきます。

例えば、私の場合は、

  • テレビの話ばかりする人は合わない
  • 本を読まない人は合わない
  • 物質的な利益ばかり求める人は苦手
  • 精神世界をバカにする人は合わない
  • (かと言って誰かを教祖化している人も苦手)
  • 派手派手しいパリピは苦手
  • 集団行動は苦手
  • 人によって態度を変える人や選民意識の強い人は苦手
  • ドタキャンする人は苦手
  • スキンシップを大事にしたいから、距離感が遠い人は冷たいと感じる
  • 生まれ育った土地から一生出たくない人とはパートナーとしては合わない
  • 食べ物で、添加物を気にしない人は合わない
  • 仕事に誇りを持っていない人は苦手
  • タバコのニオイが苦手

こうして苦手なことがわかれば、
逆に大切にしていることが見えてきて、
それが、自分の価値観だと気づけます。

価値観に良し悪しや優劣はありません。
自分にとって大切なことを知ることが重要です。

お見合いの度に、
「フィーリングが合わない」
「価値観が合わない」
「ピンとこない」
「何となく合わない」
で片付けるのではなく、
具体的に言語化して、ノートに残しておきましょう。

そして、具体的に言語化した内容を、
私たち婚活カウンセラーに正直に伝えてください。
(「こんなこと伝えたら失礼かな」と遠慮する必要はありません。)

この作業をコツコツ続けていくことで、
自分が求めている相手像がはっきりしてきて、
自分にぴったりのお相手と出会える可能性が
どんどん高くなります

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