このチャートは思い込みを排し想像力を補強するのに役に立つ。
2009年3月の中学校卒業者(2024年度に31歳になる学年)の岐路分析
https://web.sekaishisosha.jp/posts/8049
>「大卒者が想起する所謂”ふつう”の進路は、”中学校卒業後は高校に進学し、4年制大学を4年で卒業して、正規雇用で同じ企業に勤め続ける”かと思います。しかし、実際にそのような”ふつう”の人生を送ったのは1000人中の163人でした」
・・・・・・・・
恋する婚活部 代表 中西なほ子です。
このチャートによると、
中学卒業→高校卒業→4年制大学を4年で卒業→企業に就職しずっと正規雇用で勤め続ける人(=大卒者が想起する【普通の人生】を歩んでいる人)は、1000人中わずか163人という。
自分自身はというと、確かに、(偏差値は大したことないけど)一応、大学は4年で卒業し、初めての職場は正規雇用で8年勤めたので、そこまでは【普通の人生】だったのかもしれない。
しかし、「このままでは井の中の蛙になる!」と、30歳で正規雇用だった仕事を手放した。
辞める際、当時の上司に「ここを辞めたら、これ以上良い待遇の職場はないと思うよ」と言われたけど(わたしの勤めていた保育園は待遇は確かに良かった)、とにかく手放した。
安定よりも自由を求めた。
このまま同じ職場で60歳定年まで働くイメージがどうしても湧かなかったから。
保育士を辞めてからの人生は、それはそれは面白く、彩り豊かになった。
もちろん、幼児教育を4年学んで、その後、就職して保育士をしていた8年間の自分(合計12年間)は、今のわたしの礎になっているので、決して無駄ではなかったと思う。
自分の子どもがいなくても、どっぷり12年間、幼児教育・保育の世界でたくさんの子どもたちに関わって、「昼間のお母さん代わり」となって育ててきた経験がある。
さんざん子育てしてきたので、アラフォーで結婚して、婦人科系疾患のため、体外受精に取り組まないと子宝は難しいと医師から知らされた時に、「そこまでして子どもを作らなくても」と、わりとすぐに諦めがついた(子どもに執着しなかった)し、夫も快く受け入れてくれた。
そのことが結果的に良かった。
今は、恋する婚活部が、わたしたち夫婦の子どもだと思っている。
ちなみに、わたしが
子どもを「子供」と表記しないのは、
大学の時に、恩師が
「子どもは供え物ではありません。だから、《子供》じゃないのです」
と教えてくれたから。
確かに・・・!と納得して、
それ以来、必ず「子ども」と書いている。
表題に戻って、よく考えたら、【普通】って何だろう?
いわゆる【普通の人生】を歩んでいる人は、1000人中、わずか167人。
皆さんはどんな人生を歩んでいますか?
人生の舵取りは、自分でできていますか?