婚活のお世話をしていると、学歴にこだわる人が今だにまあまあいるんだなと思うことがあります。
高卒や中卒の人が「大卒はいや」という人はほとんどいないですが、逆はまあまあいるんですね。
わたし個人の意見を書きますね。
今自分が婚活をしているとして、相手が中卒であろうと高卒であろうと大卒であろうと、そこに全くこだわりはないです。
ちなみにわたしは大卒ですが、高野山大学という僧侶養成大学のようなところの仏教科を出ており、世間一般の偏差値的にはFラン大学だと言われています。
しかし、わたしはそこで仏教を学ぶことで、貴重な価値観のベースを学びました。
その価値観は、卒業して20年以上経った今でもずっと自分の根底に流れていて、物事の本質をみることがいかに大切かということを考えて生きています。
学歴関係なく、その人が何を学んできて、どこまで深く物事を考え、どういう価値観で生きているかこそが、その人の本当の学歴だと思います。
まぁ、分からなくもないんです。
人間は他人を見極めるとき、何かの基準がないとその人を判定できない。
そういうとき、学歴はすごく便利なんですね。
だからこの、学歴で評価する世の中は変わらないと思っています。
ただ婚活の中で1つだけ注意点としてアドバイスしたいのは、
目の前の人が、話も合う、楽しい、価値観も合う、でも学歴が合わないからごめんなさい・・・というのは、とても馬鹿げているということです。
それは本当に自分の価値観なのか?
親や周りから刷り込まれた価値観なのか?
を、もう一度よくよく考えてみることです。
例えば
「高卒だと親に反対されそう」
「少なくともMARCH以上、関関同立以上じゃないと周りからどう見られるか?自分と話のレベルが合わない(と思う)」
などと考えるなら、それは長年、親や周りから刷り込まれた価値観です。
「自分は偏差値の高い大学を出ている、だから賢い。
家が裕福だったから、何一つ不自由せず、子どもの頃から進学塾に通わせてもらい、受験戦争に勝ち抜いて進学校に進んだ。
結果、一流大学に合格し、一流企業に就職できて、勝ち組の人生を歩んできた。
だから結婚相手も、自分に釣り合う、それなりの人じゃないと・・・」
という、親や周りから刷り込まれ、フィルターのかかった歪んだ価値観が見え隠れしています。
本質ではなく、ブランドで相手をみているということです。
学歴、年収、顔、容姿、人種、家柄などは、あの世に持っていけません。
あの世に持っていけるものは、その人本来の魂だけ。
少なくとも恋する婚活部で活動するあなたは、
付属品(学歴、年収、顔、容姿、人種、家柄など)ばかりに目を向けるのではなく、
本来のお相手の「魂」に目を向けてほしいと願っています。
このことこそが、本当の魂の伴侶に出会うための近道です。