こんな人は一生幸せになれない
「妥協はしたくない」と、
男の年収に「ばかり」こだわる女と
女の若さと容姿に「ばかり」こだわる男
年収年収年収ばかり言う女
年齢年齢年齢、顔顔顔ばかり言う男
この両者には共通項がある。
それは相手の「外側」ばかり見ているということ。
何年も何年も、
「妥協したくない」と永遠に婚活を続けている人を観察していると、ほぼほぼ必ず、
女性は、男の年収が第一条件で、
男性は、女性の若さと容姿が第一条件。
「年収が自分より高くないと、尊敬できないと思うんです」
「自分より年収が低い男性は、相手が卑屈になると思うんです。生活レベルが違うから、話も合わないと思うし」と。
さて、女性が高年収の男性とお見合いや交際した後によく聴くのが、
「年収が高いからって尊敬できるわけではないことがよくわかりました。話も全然合いません。あんな人、いくら年収が高くても、一緒にいたいと思わないです」
という言葉。
それなら、
「たとえ年収が低くても、尊敬できる人、話が合う人もたくさんいる」
という、逆のことにも気付きましょうよ。
それでもお相手の年収にこだわってしまう婚活女子にお伝えしたいのが、【世帯年収で考える】という考え方です。
【世帯年収がいくらあれば生活できるのか?】です。
「結婚して生活レベルが落ちるのはイヤ」
「老後に貧しくなるのはイヤ」
と、婚活女子からよく聴きますが、結婚して家計が一つになり、収入が足し算になることで、このまま独身でいて一人で老後を迎えるより、確実に裕福に暮らせます。
ところで、男性に高年収を求めるとします。
高年収の男性の多くは、高年収を差し出す代わりに
お相手の女性には、
⚫︎同等以上の収入(パワーカップルと呼ばれますね。最近とても増えています)か、
または、収入をそれほど求めない場合は、
⚫︎実年齢が若いことと、それなりの美貌を求めます。
すごくイヤな世界ですね。
そして、こうして外側ばかり見る男女が結ばれた場合、やがて結婚後に関係性が破綻します。
例えば男性に収入がなくなった時点で一緒にいる意味がなくなり、
女性に若さと美貌がなくなった時点で一緒にいる意味がなくなります。
そして男性は、若くて美しい女性を求めて、浮気(不倫)に走ります。モテるので女はいくらでも寄ってきます。
※高年収の男性に浮気(不倫)をしている人が多いことはデータでも明らかになっています。
もちろん生活するために霞を食べて生きていくわけにはいかないので、ある程度の収入は必要ですが、年収ばかりに目を向けていると、このような男性を引き寄せてしまう可能性が高いのです。
また女性は、結婚したらできれば今の仕事をやめて、専業主婦か、働くとしても扶養の範囲内で、できれば一馬力で十分な年収の男性に養ってほしいと考える方も少なくないと思います。
お子さんが小さい間は、そういう働き方も、もちろんアリだと思います。
わたしももし子どもがいたら、小さい間は、家で見てあげたいと思うだろうと思います。
問題は、永遠に専業主婦、もしくは、ずっと扶養の範囲内で働こうとする女性です。
そんな人に言いたいのが、
「結婚生活が破綻した時や、伴侶が思いがけず早くに亡くなった時に痛い目を見る」
ということです。
収入をパートナーに頼っていると、万が一、離婚や死別となった時に、生活が大変になります。
そうなると、結婚生活は破綻しているのに、生活のために仮面夫婦を続けたり・・・と、幸せでない結婚生活が待っています。日本にはこういう夫婦がとても多いです。
なんとか離婚できたとしても、収入がないと、その後の暮らしは大変です。
死別となった場合も、遺産や保険金だけで食べていけるほど甘い世の中ではありません。
万が一の時のためにも、一人で生きていけるだけの、自分の収入のポケットは確保しておくことが大切です。
また、旦那の年収が下がった場合に尊敬が消えるのなら、人間性を尊敬していたわけではなく、年収に対して尊敬していた、ということですよね。
男性にだって心があります。
年収=人間の価値や、尊敬できるかどうかの物差し
と捉えている女性と、果たして結婚したいでしょうか?
何度もネタのように言っていますが、わたしは夫と結婚した当時、夫の年収は(林業で独立起業したばかりだったということもあり)、200万円台でした。
婚活女子がおそらく誰も狙いに行かないところですね😅
わたしが、
「年収200万円台だから尊敬に値しない。話が合わない。暮らしも大変そう」
とご縁を避けていたら、この結婚はなかったです。
夫も夫で、
「4つも年上で(←わたしのこと)、たぶん子どもも産めない年齢だし、もう少し若い人がいい。それに太っている人はNGだから(←当時は今よりもう少しぽっちゃりしていました)ごめんなさい」
と、断っていたら、同じく、この結婚はなかったでしょう。
婚活難民を脱出して、魂と魂が結ばれた本当に幸せな結婚を望むなら、【前提になっている固定観念】を取っ払うことです。
運命のお相手は、【前提になっている固定観念】を取っ払った時に、ふっと斜め上からやってくることばかりなのだから。