「最低でも1年は付き合ってから結婚したい」
焦りたくない、慎重に決めたい・・・
その気持ちは、よーくわかります。
かつてのわたしと同じなので。
けれど婚活の現場では、
この「じっくり型」が
思わぬブレーキになることがあります。
出会うたびに、
「この人との未来は思い描けるのか?」
「ちゃんと好きになれるのか?」
と、最初から“完成形”を求めてしまう。
少しでも違和感があれば早々に見切る。
あるいは逆に、
世間話だけでダラダラと仮交際を続けてしまう。
その結果、関係が深まる前に終わる。
そして気づけば、
「いい人がいない」
「婚活が合わない」
と感じ、数ヶ月で退会してしまう・・・
そんなケースを、わたしは何度も見てきました。
心理学で有名な、「ノミの実験」という話があります。
ノミは本来1メートル以上跳べますが、
ガラス瓶に入れてフタをすると、
やがてその高さまでしか跳ばなくなります。
フタを外しても、以前のようには跳べません。
「ここまでしか無理」
と思い込んでしまうのです。
婚活も同じです。
「最低1年は必要」
という前提が、
無意識の“心理的フタ”になっていることがあります。
本音では
「一日も早く運命の相手に出会いたい」
と願っているのに、
「慎重に」「まだ早い」
と、自分にブレーキをかけてしまう。
そのギャップが行動を鈍らせ、
ご縁の流れを止めてしまうのです。
こうなると、
「自分は婚活に向いていないのかも・・・」
「期限を区切られるのもしんどいし、
結婚相談所というシステムが合わない。もうやめようかな」
という流れに陥りがちです。
しかし、中途退会される方の多くは、
決してダラダラ婚活したいわけではありません。
むしろ早く幸せになりたい。
でも「時間をかけるべき」という思い込みが、
決断を先延ばしにし、月日だけが過ぎていきます。
実際に、お互いに気持ちもあって
真剣交際に進むフェーズに来ているのに決断できず、
「まだもう少し様子を見たいので仮交際で・・・」
と、ダラダラ仮交際を続けるうちに
ご縁が終わったケースを何度か見てきました。
真剣交際になっても引き返せますから!!
・真剣交際になったら引き返せない
・結婚を急かされる
と思って仮交際を続ける人がいますが、
むしろ、真剣交際(彼氏彼女)にならないと
話せないことも多いので、
気持ちがあるなら真剣交際に進んだ方が良いのです。
そこで、合わなければ振り出しに戻れば良いだけ。
冒頭にも書いた通り、
独身の頃のわたし自身も、
かつては「じっくり派」でした。
「最低2、3年は付き合いたいし、
大恋愛してから結婚したい」と願っていたので、
スピード婚など考えられませんでした。
その結果、根無草のように、
ふらふら、ダラダラと
長ーい独身生活が続いていました・・・。
ところが、結婚相談所を運営するようになり、
多くの成婚カップルを見届ける中で気づいたのは、
成功の鍵は“期間”ではなく“密度”だということです。
成婚していく方たちは、1回1回の出会いに真剣です。
結婚観を早い段階で共有し、
不安は、その都度話し合い、
気持ち(感情)は、言葉にして伝えています。
遠慮や様子見で時間を使うのではなく、
関係を深める努力を惜しまないのです。
だから1ヶ月でも3ヶ月でも、
一気に信頼が築かれていきます。
逆に、雑談ばかりで本音を語らず、
相手に「察してほしい」と期待し、
変化を恐れて動かない関係は、
何度会っても“知り合い”の関係のまま、進みません。
「察してちゃん」は、一番婚活を拗らせます。
大切なのは、
「どれだけ長く付き合ったか」
ではなく、
「どれだけ本気で向き合ったか」
なのです。
時間=信頼ではなく、
信頼は、言葉と行動の積み重ねから生まれます。
もし今、「慎重にいきたい」
という気持ちがあなたを守っているのなら、
そのこと自体は悪いことではありません。
ただ、
【それが無意識のフタになっていないか?】
一度問いかけてみてください。
婚活を前に進めるのに必要なのは、
長い年月ではなく、“覚悟”と“密度”です。
さて、ノミの実験には続きがあります。
瓶の中でフタの高さまでしか跳べなくなったノミたちも、
そこに1匹、元のように高く跳ぶノミを入れると、
他のノミたちも再び高く飛び始めるようになるのです。
婚活でもまさに同じ現象が起こっています。
恋する婚活部のSNSを
毎日のように見てくださっている方は、
「次は私の番だ」「私もあの人のように幸せになりたい」
と思い始め、
実際に行動を起こし、短期間で成婚されています。
飛んでいる仲間の姿を見て、
あなたも「本当の自分の力」を思い出してほしいのです。
「次は私の番!」
と信じて、一歩踏み出せたとき、
未来は思っているより早く動き始めます。





