「結婚=幸せ、というわけではない」
「ひとりでも充分満たされて、幸せ」
という言葉は、確かに今の独身の自分を肯定してくれ、守ってくれる言葉です。
でもあなたに、少しでも結婚したい気持ちがあるなら、これらの言葉は、幸せな結婚が遠のいてしまうアファメーション(宣言文)になるので、注意が必要です。
だって、そうでしょう?
「結婚=幸せ、というわけではない」
と、否定して、
「ひとりでも充分満たされて、幸せ」
と、完結している。
類義語に、
「結婚だけが人生じゃない」
とかもあります。
そりゃ、こういうマインドを持っていたら、結婚は程遠いですよ。
わたし自身、結婚できなかった20代〜30代の頃は、ずっとこういうマインドを持っていました。
確かに、結婚したら無条件で幸せになれるか?というと、間違いです。
幸せは、二人で努力して作り上げていくものだからです。
「結婚したら自由がなくなる」
「結婚という古臭い制度に縛られたくない」
という人もいますね。
自由、自由と言うけれど、自由って何?
自由に使える時間?
自由に使えるお金?
複数の異性と自由に恋愛関係を持つこと?
今のあなたが思う、その「自由」と引き換えに、50代60代になって襲ってくるのは、どうしようもない孤独感だということを、よく胸に刻んでおきましょう。
ちなみにわたしは、独身時代より今の方が、ずっと自由を満喫しています。
時間を自由に使えるようになったし、
結婚後、独立して収入が増えたから、自由に使えるお金も増えた。
今の相手で精神的に満たされているので、特に複数の異性と恋愛関係を持ちたいとも思いません。
だから、
「結婚したら自由がなくなる」は、
単なる思い込み、刷り込みです。
※でも、そう思い込んでいたら、
本当にそうなってしまうから、注意しましょう。
結婚したいと思ったら、
「結婚=幸せ、というわけではない」
とか、
「ひとりでも充分満たされて、幸せ」
という、今の自分に居心地の良い言葉に逃げてはダメです。
もちろん、一人の時間を満たすということはとても大切です。
不平不満ばかりで「人生、つまらない」と感じている人より、
「ひとりでも充分満たされて、幸せ」と思える人の方がいいに決まっています。
ただ、結婚願望があるなら、そこで完結していたらダメ。
結婚したいなら、
「結婚する!」
と決めることが大切なのです。
大切なことなので、もう一度言います。
【結婚したいなら「結婚する」と決めること】。
「結婚=幸せ、というわけではない」
とか、
「ひとりでも充分満たされて、幸せ」
と、自己完結しないこと。
「今さら結婚じゃなくて事実婚でいい」
「茶飲み友達でいい」
40代や50代、60代になってきたら、こういう声も増えてきますね。
しかし、本当の本当の心の声なのか?
今さら、「結婚したい」なんて公言するのが気恥ずかしいから、こう言ってるだけじゃないのか?
も、自問自答してみましょう。
自己防衛のための言葉を発するのではなく、
本当の自分の素直な望みに気付くこと。
例えば、こういうアファメーションはいかがでしょうか?
「わたしは今、毎日がとっても満たされて、幸せです。
今よりもっと自由で幸せになるために、最愛のパートナーと結婚します!」
※アファメーションは、自分がしっくりくるものにアレンジしてみてくださいね。
たとえば今、幸せを感じられてなかったら、
「わたしは今、日々、満たされて幸せになりつつあります」
「日々、幸せを感じられるアンテナが増して、幸せになりつつあります」
に変えても良いです!
そして、一番大事なのは、結婚したければ、
「結婚する!」と、決めることなのです。
それであなたの人生は変わります!