「ありのままの自分」で戦わないこと。

中村淳彦さん著の「中年婚活」、非常に読みやすく、アドバイスも具体的かつ実践的、良書です。

その一部は、

◎今まで結婚できなかったのは自己責任

◎若い女性を狙わない

◎子どもを諦める

◎お見合いは「聞く」が9割

◎「好かれる」ではなく「嫌われない」

◎親の介護をしない

などなど

《前書きより抜粋》

みなさんが結婚しなかった理由は、なんだったのでしょうか。

モテないことは置いておくと、「人生を束縛されたくない」「自由を求めて」「自分のためだけにお金を使える」などなど、そんなところでしょう。

しかし、若い頃はそんな時間的、経済的自由を満喫できても、40歳を超えたあたりから孤独を感じる時間が増えていませんか。

みなさんは実感していると思いますが、中年になると友達は減ります。

若い頃に束縛されたくないと未婚の選択をしても、中年になると束縛どころか周囲に誰もいなくなって、気づけば孤独になりがちです。

50歳を過ぎると、友達も仕事も家族もなくなって、ガチな孤独に陥るのは時間の問題なのです。

孤独は健康によくありません。

若い頃は束縛されたくないとイキっていた人も、どうして自分が生きているのか、わからなくなるでしょう。

「孤独は毒である」と、様々な医師や研究者が日々警鐘を鳴らしています。

そのような警鐘は自分には関係ないと、ずっと聞き流していたかもしれません。

でも、事実として生涯未婚男性の寿命が極端に短いことはご存知でしょうか。

男性の平均寿命はおよそ81歳となっています。

その年齢はみなさんの寿命の共通認識だと思うのですが、未婚男性の死亡年齢の中央値は67.2歳として刻まれています。

生涯未婚男性の完全に半数が67歳までに死んでいるのです。

みなさんも十数年後、すでに半分の方々は死んでいることになります。

最近、人生100年時代と騒がれています。

しかし、100年間も生きるのは、家族や人間関係、経済的に恵まれた、孤独とは縁遠い人たちです。

未婚の単身暮らしで、孤独を抱えながら生きる未婚男性は長寿とは無縁なのです。

実際にアラフィフである筆者の同年代の友人、知人は、すでに何人も死んでしまいました。みんな結婚をしなかった、できなかった人たちです。

最後のゴングは、もう鳴りはじめているのです。

残念ながら現在50歳の生涯未婚のみなさんに、残された時間は長くありません。

現在は医療が発達しているので、人間は簡単には死にません。寿命の前に、健康寿命を通過します。

健康寿命とは健康上の問題で制限なく、日時生活を送ることができる期間のことで、

寿命ー健康寿命=9年

といわれています。

となると、現在50歳のみなさんは、8年後あたりを目安になにかしら健康を壊し、数年間は苦しみもがく闘病して寿命を迎えるということです。

生涯未婚で50歳は、10年生存率50%の重病を患っているのと同等の危険な状態だといえるのです。

本書は中年男性の婚活指南本であると同時に、死なないために、ラストチャンスに婚活に挑戦してみませんか?というメッセージも込めています。

若い頃のように「束縛されたくない」「自由でいたい」「お金を自由に使いたい」なんて言っている場合ではないことは、終焉が迫ったみなさんにはわかっていただけたかと思います。

《引用終わり》

著者の中村さん自身、2020年9月に49歳で妻を亡くし、悩んだ末にすぐに婚活を始めて、婚活マッチングアプリで出会った同じ年齢のキャリアウーマンと短期で再婚した経緯があり、実践に基づいた30の法則がギュッと詰まっています。

著者は母数が多いマッチングアプリ推しですが、彼の場合は、結婚歴あり+職業柄、経験豊富+コミュ力もかなり高い+自分の立ち位置を客観視することができている+女性に騙されない審美眼 をお持ちです。

そうではない大多数の50歳初婚男性がマッチングアプリで結婚まで持っていくのは、難易度はかなり高いと言わざるを得ません。。。

(マッチングアプリ全盛期なのに、婚姻数は毎年軒並み減っています・・・)

中村さん自身も、貯金があるなら結婚相談所への入会を薦めており、価格の安いコースを選択してコツコツと続けるのではなく、短期決着を目指して高いコースを選択してすぐに成婚退会するべきです、と説いています。

本書は、ターゲットをアラフィフ初婚男性に定めて書かれていますが、予備軍であるアラフォー初婚男性にも、また、アラフォー、アラフィフの女性にもぜひ読んでほしい一冊です。

本書を読むと、「自由でいたい」だの、「今すぐじゃなくていい」だの、「焦ってない」だの、「自然な出会いがいい」だの、「結婚だけが幸せじゃない」だのとイキっている場合ではないことが、身ににつまされて実感できるかと思います。

※ちなみに過去のわたしはイキってました・・・(笑)

※「結婚だけが幸せじゃない」というセリフは、せめて一度は結婚・離婚を経験してから言うなら説得力がありますが、一度も結婚したことがない人が言う場合は、経験もしてないのになぜ言えるの?と思います。

「ありのままの自分」で戦わないこと。

中村淳彦さん著の「中年婚活」、非常に読みやすく、アドバイスも具体的かつ実践的、良書です。

その一部は、

◎今まで結婚できなかったのは自己責任

◎若い女性を狙わない

◎子どもを諦める

◎お見合いは「聞く」が9割

◎「好かれる」ではなく「嫌われない」

◎親の介護をしない

などなど

《前書きより抜粋》

みなさんが結婚しなかった理由は、なんだったのでしょうか。

モテないことは置いておくと、「人生を束縛されたくない」「自由を求めて」「自分のためだけにお金を使える」などなど、そんなところでしょう。

しかし、若い頃はそんな時間的、経済的自由を満喫できても、40歳を超えたあたりから孤独を感じる時間が増えていませんか。

みなさんは実感していると思いますが、中年になると友達は減ります。

若い頃に束縛されたくないと未婚の選択をしても、中年になると束縛どころか周囲に誰もいなくなって、気づけば孤独になりがちです。

50歳を過ぎると、友達も仕事も家族もなくなって、ガチな孤独に陥るのは時間の問題なのです。

孤独は健康によくありません。

若い頃は束縛されたくないとイキっていた人も、どうして自分が生きているのか、わからなくなるでしょう。

「孤独は毒である」と、様々な医師や研究者が日々警鐘を鳴らしています。

そのような警鐘は自分には関係ないと、ずっと聞き流していたかもしれません。

でも、事実として生涯未婚男性の寿命が極端に短いことはご存知でしょうか。

男性の平均寿命はおよそ81歳となっています。

その年齢はみなさんの寿命の共通認識だと思うのですが、未婚男性の死亡年齢の中央値は67.2歳として刻まれています。

生涯未婚男性の完全に半数が67歳までに死んでいるのです。

みなさんも十数年後、すでに半分の方々は死んでいることになります。

最近、人生100年時代と騒がれています。

しかし、100年間も生きるのは、家族や人間関係、経済的に恵まれた、孤独とは縁遠い人たちです。

未婚の単身暮らしで、孤独を抱えながら生きる未婚男性は長寿とは無縁なのです。

実際にアラフィフである筆者の同年代の友人、知人は、すでに何人も死んでしまいました。みんな結婚をしなかった、できなかった人たちです。

最後のゴングは、もう鳴りはじめているのです。

残念ながら現在50歳の生涯未婚のみなさんに、残された時間は長くありません。

現在は医療が発達しているので、人間は簡単には死にません。寿命の前に、健康寿命を通過します。

健康寿命とは健康上の問題で制限なく、日時生活を送ることができる期間のことで、

寿命ー健康寿命=9年

といわれています。

となると、現在50歳のみなさんは、8年後あたりを目安になにかしら健康を壊し、数年間は苦しみもがく闘病して寿命を迎えるということです。

生涯未婚で50歳は、10年生存率50%の重病を患っているのと同等の危険な状態だといえるのです。

本書は中年男性の婚活指南本であると同時に、死なないために、ラストチャンスに婚活に挑戦してみませんか?というメッセージも込めています。

若い頃のように「束縛されたくない」「自由でいたい」「お金を自由に使いたい」なんて言っている場合ではないことは、終焉が迫ったみなさんにはわかっていただけたかと思います。

《引用終わり》

著者の中村さん自身、2020年9月に49歳で妻を亡くし、悩んだ末にすぐに婚活を始めて、婚活マッチングアプリで出会った同じ年齢のキャリアウーマンと短期で再婚した経緯があり、実践に基づいた30の法則がギュッと詰まっています。

著者は母数が多いマッチングアプリ推しですが、彼の場合は、結婚歴あり+職業柄、経験豊富+コミュ力もかなり高い+自分の立ち位置を客観視することができている+女性に騙されない審美眼 をお持ちです。

そうではない大多数の50歳初婚男性がマッチングアプリで結婚まで持っていくのは、難易度はかなり高いと言わざるを得ません。。。

(マッチングアプリ全盛期なのに、婚姻数は毎年軒並み減っています・・・)

中村さん自身も、貯金があるなら結婚相談所への入会を薦めており、価格の安いコースを選択してコツコツと続けるのではなく、短期決着を目指して高いコースを選択してすぐに成婚退会するべきです、と説いています。

本書は、ターゲットをアラフィフ初婚男性に定めて書かれていますが、予備軍であるアラフォー初婚男性にも、また、アラフォー、アラフィフの女性にもぜひ読んでほしい一冊です。

本書を読むと、「自由でいたい」だの、「今すぐじゃなくていい」だの、「焦ってない」だの、「自然な出会いがいい」だの、「結婚だけが幸せじゃない」だのとイキっている場合ではないことが、身ににつまされて実感できるかと思います。

※ちなみに過去のわたしはイキってました・・・(笑)

※「結婚だけが幸せじゃない」というセリフは、せめて一度は結婚・離婚を経験してから言うなら説得力がありますが、一度も結婚したことがない人が言う場合は、経験もしてないのになぜ言えるの?と思います。

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