結婚相談所をしていると、仕事上で毎日、全国の独身男女 数万人の、写真を含めたプロフィールデータを閲覧することになります。
(パスワードで管理されていますので、パスワードを渡された人しか閲覧できません。)
そこで、地域別検索をかけていくと、わたしがよくお見合いを組んでいる大阪や高知の、別の相談所の会員様も見られるのですが、何年も変わらず、ネット上にプロフィールがある人(婚活市場に残っている人)がいらっしゃいます。
その方達の特徴は、男女ともに、
「こだわりが強すぎて、アドバイスに耳を傾けられない人。あるいは、自己肯定感が低い人」です。
男性は、女性の「外見」と「年齢」にこだわりすぎている。あるいは、自己肯定感が低い。
女性は、男性の「外見」と「年収」にこだわりすぎている。あるいは、自己肯定感が低い。
男女に共通するこだわりポイントの「外見」については、誰だって、悪いよりは、良い見た目を持つ人が好きですよね。わたしももちろん、そうです。
しかし、度を超えて、「どうしても譲れない」と、こだわりが強すぎる人は、自分自身への強いコンプレックスの裏返し(自己肯定感の低さ)です。
すぐに他人と比べてしまい、自分を卑下して、自分のことが嫌いな人が多いです。
これは、ぱっと見では分かりませんが、深く話して掘っていくと分かってきます。
口癖は、「でも」「だって」「どうせ」「難しいですよね」です。
まずは、その自己否定の原因を探り、少しずつ克服し、自己受容し、自己肯定感を上げていくことが先決です。
また、自己否定から、心の成長が思春期あたりで止まっていることがとても多いです。
思春期の子どもって、異性を見るときに、特に外見重視ですよね。それと同じです。
話していても、いい大人なのに、まるで中学生と話しているかのような錯覚に陥ることがあります。
※「愛されない」「わたしなんてどうせ」という思考癖を持つ自己否定の克服は、わたし自身が長年かけてやってきました。よろしければ、会員さまはお手伝いさせていただきます。
その②男性編に続きます!