40代後半〜50代、初婚男性。
容姿、普通。
※本人は、若く見えると思っている。
年収、ごく普通(500〜600万円台)〜少し高い(1000万円台)くらい。
求める相手は38歳以下で、容姿端麗な女性のみ。
39歳以上は問答無用で却下。
38歳以下でも、タイプじゃない女性はお断り。
理由は、子どもがほしいから。
もしくは、親御さんが子どもを求めている。
そのため、どうしても、女性の出産可能年齢を考えると、38歳以下なら可能性が高いかな・・・と思ってしまう。
また、タイプの女性じゃないとときめかないから・・・と、基準はかなり高い。
こんな男性は、間違いなく、一生独身決定です。
分かりますか?
気づいていますか?
女性を年齢・容姿で区切る愚かさよ。
そして、《自分》という存在を客観的に見れていない愚かさよ。
「女性にも、男性を選ぶ権利がある」ということが、すっぽり抜け落ちています。
でも、こんな男性、意外と多いんです。
本人の「子どもがほしい」の呪縛、
親御さんの「跡取りがほしい」の呪縛。
そして、
「若い女性じゃないとダメ」
「容姿端麗な女性じゃないとダメ」
の呪縛。
客観的に考えて、30代以下の容姿端麗な女性が、アラフィフ(50歳前後)やアラカン(還暦近く)の男性をわざわざ選ぶか?というと、普通は選びません・・・。
選ぶ場合は、男性が、よっぽど魅力的な場合のみです。
そんな時は、女性の方から追いかけています。
大概の女性は、「結婚するなら同世代がいい」「年齢が近い方がいい」と言います。
その方が、結婚しても長く一緒にいられるから。
10歳〜15歳前後も年上の男性と結婚して、たとえ子どもができたとしても、学費がかさんでくる頃には定年を過ぎている・・・、どうすんねん?!と、女性は現実的に考えています。
※男性よりも女性の方が、そのへんは現実的です。
ゆえに、
【年収が多少高いアラフィフ(50歳前後)やアラカン(還暦近く)のおじさんより、年収は少々低くても同世代で話が弾む男性を求める女性が圧倒的に多い】
という現実を、しっかり心に刻んでおきましょう。
まだ40代後半まで年齢を重ねていなくても、女性の年齢・容姿にこだわりが強すぎる人は、残念ながら【結婚できない予備軍】です。
今のうちにそのマインドを軌道修正しておかないと、子どもはおろか、結婚すらできなくなります。
こういう人は、必ず、
「妥協するくらいなら結婚しなくてもいいです」
と言います。
分かりました、それもあなたの人生。
ただ、これだけは言わせてください。
あなたが《妥協》と思っていることは、妥協ではないんです。
「視野を広げる」
「視点を変える」
ということです。
●「子ども」にこだわっている本当の理由は何か?
親に言われているから?子どもは可愛いから?自分の遺伝子を遺したいから?それとも??
●本当に自分は子どもを望んでいるのか?
●だとしたら、人生設計として、子どもが成人する頃には70代になっているが、資金面や体力面は果たして充分に持つのか?
●38歳以下の女性と結婚しさえすれば、必ず子どもは望めるのか?自分の生殖機能はあるのか?
●若くて容姿端麗な女性にこだわっているのは何故か?
周りに自慢したいから?容姿端麗じゃないと恋愛対象にならないから?ときめかないから?
●逆に、自分は若くて容姿端麗な女性に追いかけられるだけの魅力が充分にあるのか?釣り合うのか?
魅力があると自分では思うのに、今だに結婚できていないのは何故?
魅力が足りないとしたら、どうしたらいいのか?
●子どものいない結婚は不幸か?
●一生独身でいるか、それとも子どものいない結婚か、究極の選択をするとしたら、どちらが幸せか?
などなど、一度、立ち止まって考えてみましょう。
あと、思うのは、ご縁を取り持つわたしたち仲人も、こういう男性には、ちゃんと諭していく必要があるということ。
そのゆずれない条件はどこから来ているのか?をカウンセリングし、心をほぐし、現実的に結婚できるように、軌道修正をはかっていく使命があると感じています。