コロナ禍で再確認。人は結局、一人では生きてはいけない。

コロナ鬱が増えているそうです。

「不要不急の外出自粛」と言っても、健康な人までがずっと家に篭りきりになって、日がな一日、コロナ関連のニュースばかり追いかけていては、運動不足にもなるし、不安も増大するし、大きなストレスにもなる。

職場から「家族以外の人と会ってはならない」と指示され、その家族も遠方に住んでいるため帰省することもままならず(遠方への移動は自粛するよう言われていますよね・・)テレワークをしながら一人きりで毎日を過ごしている一人暮らしの妙齢の女性から、
「寂しすぎて、頭がおかしくなりそうです」
と、わたしのところに悲痛な心の叫びの相談がありました。

人は、結局、一人では生きてはいけないんです。

このご時世、「オンライン○○○」が盛り上がっていますが、そうは言っても本来、人間は、直接会って話して、肌の触れ合いが必要なんです。

自然との関わり。
社会との関わり。
人との関わり。
肌と肌との触れ合い。

それこそが、本来の人間らしい生き方だと思います。

「誰にも会わずに自宅で過ごせ」だと?

健康なのにそんな生活をずっと続けていたら、頭がおかしくなります。
また、高齢者は、認知症の危険性もあります。

不特定多数の人と「三密」(密集・密閉・密接)の中で接するのは今は避けなければいけない。
だからといって、恋人同士のデートまで制限されるものではないと思っています。

「三密」さえ避ければ、散歩もジョギングもデートも可能です。

デートは、人口密度の低い、空気の良い場所で、お弁当を持ってピクニックしましょうよ。
現地集合で、高原のセラピーロード散策も良いでしょう。

お弁当は、飲食店のテイクアウトも良いと思います。
その行為が、飲食店を支援することにもなる。

今、飲食店は、営業を自粛している店舗も多いですが、OPENしている店舗もあります。
飲食店も、開けてないと、店主や従業員の生活がたちまち立ち行かなるからです。
OPENしていることを悪者のように言う世の中もどうかと思う。

先日、とある飲食店にテイクアウトに行ったら、いつもは賑わっているのにガラガラの店内で、奥からわざわざ大将が出てきて、「こんなご時世に、来てくれてありがとう!」とものすごく感謝されました。「まったく・・・国は、飲食店に死ねって言ってるようなものですよ・・・」とも仰っていました。

「お家で過ごそう」というキャッチコピーが流行っていますが、それをまともに取りすぎて、篭りっきりで鬱にならないように。

「三密」を避けて、
散歩に出よう、
ジョギングしよう、
恋人とのデートもしよう。

そうやって、心身の健康を保ちましょうよ。

わたしも、先日まで家に篭りきりで頭がおかしくなりそうだったので、夫に提案して、二人でゆっくり外に散歩に出掛けました。

すると、みるみる心の細胞が生き返ってきたのが分かりました。
春の芽吹きは素晴らしい。

ああ、人間らしいな、と思いました。

もちろん、外出時のマスク、手洗い、うがい、検温は忘れずに!
※わたしは毎朝測っています。毎朝、理想的と言われる36.4℃です。

新型コロナの収束は必ず来ます。
明るい未来を思い描くと、明るい未来がやってきます。
今は、一人一人が、明るい未来を信じる時です。

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