中西晋也です。
お見合いをして「いいな」と思える人に出会えないことが続くと、「お金や時間がもったいなかったな…」と感じる方は多いと思います。
その気持ちが強くなると、プロフィールをより精査するようになり、「本当にいいなと思う人」としか会わなくなります。
一見するとお金も時間も効率的に見えますが、そこが婚活の大きな落とし穴です。
少し脱線します。
完全栄養のプロテイン。
とても便利で効率的ですが、毎食、それだけで過ごしていたら、どうでしょう?
確かに完全栄養プロテインは、時短や栄養面の効率という観点だけで見ると、これ以上のものはないです。
しかし、何事も、効率だけを求めすぎると、人間は脳が固まり、新しい価値観や可能性を狭めてしまうのです。
スーパーで食材を一つ一つ吟味し購入し、丁寧に料理する。
または、時々は外食で、新たな調理法を発見したり、店員さんや一緒に行った友人知人との会話、または周りの雑談が耳に入ることで新しい価値観が入ってきたりします。
こんな「非効率」な行動の中にこそ、たくさんの発見やヒントがあります。
婚活も同じです。
今日のお見合い相手が好みじゃなかったとか、会話が弾まなかった、価値観が合わなかったとしても、それは長い目で見たら決してムダではありません。
相手と話すことで、自分の価値観を今一度見直したり、「本当に求めているもの」に気づいたりすることがあるからです。
だからこそ、私たちは「ブラインドお見合い」(※お見合い相手の選定を仲人に完全にお任せしてもらうやり方)をおすすめしています。
メリットとしては、プロフィールの段階で先入観が入らない、ということです。
顔があんまりタイプじゃないとか、プロフィール文のここが気になるとか、そんな細かいことは言わずに、まずは試しに会ってみること。
プロフィールだけで判断するのと、実際に会ってみるのとでは、印象が大きく違うこともあります。
また、タイプじゃない、会話が弾まないお見合いの中にも、必ず学びがあります。
一見、ムダだったと思える出会いの中にも、自分の価値観を揺さぶるものが1つはあるものです。
目標を叶えるためには、必ず“必要なムダ”があります。
それはその時にはわからなくても、必ず後から意味を持つものです。
「出会いの意味は、後からわかる」
ということです。
・写真を見る限り、見た目がタイプじゃないから
・希望年収に達してないから
・年齢が希望と外れているから
・とにかく気持ちが乗らないから
・たぶん会っても気に入らないと思うし、お見合い料がもったいないから
・・・こんなふうに、出会いのチャンスをことごとく拒否していたら、いざ本命の出会いがやってきた時に、対応できなくなってしまいます。
すべての出会いは、本命の出会い(本番)がやって来るまでの、予行演習(リハーサル)と捉えることはできませんか?
コツコツと、仲人お任せの「ブラインドお見合い」を続けて行った人は、必ず本命に出会えて、成婚されています。
※仲人お任せの「ブラインドお見合い」は、年齢や年収などの釣り合い(バランス)を見て組ませてもらっています。
釣り合いが取れていないと思われるお相手とのお見合いは組んでおりませんので、ご安心ください。