高知県が「若者の出会い支援として、マッチングアプリの利用料2万円を助成します」について

昨日、こんなニュースを見かけました。

わたしの地元、高知県が
「若者の出会い支援として、マッチングアプリの利用料2万円を助成します」
というもの。

一見若者に寄り添った
良い施策に見えますが・・・

最前線で婚活の現場を見ている
わたしから言わせてもらうと、
正直、めちゃくちゃズレてます。。。

行政の方々は
「出会いの機会(入口)さえ作れば、
あとは勝手に恋愛して結婚するだろう」
と、思ってるのかもしれません。

しかしそれは、大間違いです。

婚活がうまくいかなくて苦しんでいる人たちの
本当の悩みは、そこじゃない。

「出会った後、どうすればいいかわからない」

ここなんですよ!!

◉メッセージのやり取りの正解がわからない
◉どうやって心の距離を縮めればいいのかわからない
◉相手が本気で結婚したいのか見抜けない
◉お断りされても、自分の何がダメだったのか誰も教えてくれない

この「出会った後の見えない壁」の前で、
みんな一人で悩み、傷つき、立ち尽くしている。

誰も助言してくれない完全放置型のアプリで
出会いの数だけ増やしても
婚活疲れして自己肯定感を下げる人が増えるだけ。

つまり、
今、本当に必要なのは
「アプリ代のばらまき」なんかじゃなくて、
「結婚までしっかり伴走するサポート」
なんです。
※一過性の「自分磨きセミナー」とかも、違います。

実際に、恋する婚活部で成婚退会された
「うちゅうネコ」さん(高知県/30代男性)が
Xでこんな発信をしてくれていました。

※うちゅうネコさんには転載の許可をいただいています。
ありがとうございます😊

「なんだろう…結婚相談所で婚活して結婚した身としては、マッチングアプリ利用料より結婚相談所や県のマッチングサービスの利用料に対する助成した方が効果出るのではと。
私みたいに30代過ぎて恋愛経験がないと苦労するだろうけど、仲人さんのサポートがあるとやっぱり違いましたね。」

まさに、これ!!!
うちゅうネコさんの言う通り!
現場のリアルな声です。

特に、今まで恋愛経験が少なかった人ほど、
ポンと出会いの場に放り出されても
上手くいきません。

必要なのは放置型の出会いではなく、
わたしたちプロの仲人が
客観的なアドバイスをしながら
二人三脚で進める「伴走型の支援」なんです。

行政のみなさんに、声を大にしてお伝えしたい。

「安く始められる制度」
を作ることが目的になっていませんか?

婚活している人たちが本当に求めているのは、
「始めやすさ」ではなく
【結婚しやすさ】です。

国から予算が降りた。
県として実績を作りたい。 

そこで、
出会いの数だけ無理やり増やしても、
根本的な少子化対策にはなりません。

他の県がやってるからって
真似をしたのか?

貴重な税金を使うなら、
アプリの利用料補助なんかより、
結婚相談所や仲人型支援、
地域のお見合い支援など
「人の手による手厚いサポート」
にこそ使ってほしい。

その方が、よっぽど「結婚」という
確実な結果につながります。

行政は今、
入口(出会い)を広げることばかり
考えるのではなく、
出口(結婚)をしっかりと見て
支援を設計すべきだと、わたしは強く思います。

今回の高知県の助成対象は、
「インターネット型結婚相手紹介サービス認証を受けているマッチングアプリ」とありますが、
具体的には、
ペアーズ、タップル、Omiai、マリッシュ、ゼクシィ縁結び(廃止が決定)、東カレデート などがこれにあたります。

どれも東京が本社の
大手マッチングアプリ業者です。

2万円の助成金を出すなら、
なぜ県内の民間結婚相談所への
初期費用に充てるのもOKにしないのか?

地元の縁結びに貢献している
地元の民間の結婚相談所に入会するための
助成金ではなく、

東京が本社の大手のマッチングアプリに
入会するための助成金??

マッチングアプリで騙された(既婚者だった)とか
ヤリモクばかりだとか
登録しても全然出会えないとか
もうマッチングアプリは懲り懲りだと
恋する婚活部に駆け込んで来られる方も多いですが、
そんな現場のナマの声は届いているのでしょうか?

税金の無駄遣い、
誰も得しない助成金だと思います。

これで婚姻数が増えるわけがない。

※高知県の今回の施策について、
Xではかなり辛辣なコメントが寄せられています。

皆さんはどう思われますか???

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